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「呉須象眼龍文耳付偏壺」

きれいさやピントじゃなくてその場の空気を最大限に写し撮る

名前:西村 斌子様

愛用カメラ:コンタックス 137MD

写真歴:8年

写真集名: 西村斌子作品集(花入れ)

Q1.写真を始めたきっかけは?
還暦の記念に、自作の陶器を媒体に、その頃の生活の断片を写し残せたらと思った。
Q2.風景(静物)と人物(動物)、どちらを撮ることが多いですか?
いろいろ。桜だったり、猫だったり。あまり遠くの風景は撮らない。
Q3.その理由は?
常に作品として残したいと思う写真を撮っているわけではないから。単にメモがわりだったり、スナップだったり。いろいろ。
Q4.撮影時に心がけていることはありますか?
光と影、雰囲気のある写真。きれいさやピントじゃなくて、その場の空気を最大限に写し撮る事。
Q5.今、お使いのカメラ機種は何ですか?
コンタックス137MD。30年位前の古いカメラです。
Q6.それを愛用されている理由は何ですか?
いろいろ試してみて、自分の思う写真が撮れるのはこれしかないと思った。
このカメラがなかったら、写真集は作らなかったと思う。絞りをあけると背景がボケるのが好き。シャッターの音もいい。
Q7.デジタル一眼レフに興味はありますか?
一度も試した事がないので、どういう写真が撮れるのかわからないので何とも言えないが、総じて古いのが好き。
Q8.撮影時の苦労話を教えてください。
どういう光線で撮れば自分の考えている写真が撮れるのか、自然光だけで撮ろうと決めるまでいろいろ試行錯誤した。四季折々、朝昼どういう光がさすのか一年かけて研究し覚えた。
Q9.これから撮りたいと思っている被写体はありますか?
身のまわりの様々な物。
Q10.最後に、できあがった写真集を見てひとこと!
色が自分の写真とほとんど同じにできた事がすごくうれしかった。大きさもとても良いと思った。